2018年4月20日金曜日

新横浜ラーメン博物館で考えるインバウンド観光

こんにちは。
ミャンマーから帰国して半年、シニアマネージャの寺田です。

新横浜には、ラーメン博物館、という
世界初のフードアミューズメントパーク(らしいです)
な場所があります。

新横浜ラーメン博物館
http://www.raumen.co.jp/

新横浜以外に本店を持つ
様々なラーメン屋さんが数多く軒を連ね、
ラーメン屋さん以外のエニシングも色々とある楽しい場所です。




そんな場所ですが、最近は海外のラーメン屋さんの
お店がラーメン博物館にはあるんです。

知ってました?

という訳で、その2つを食べてみました!

ドイツ・フランクフルト
「無垢-muku-ツヴァイテ」
パスタ用のデュラム粉とピザ用の小麦粉を配合した麺が売り!
http://www.raumen.co.jp/shop/muku.html


ブルックリン ニューヨーク
「YUJI RAMEN」
動物系素材を使わず、完全にマグロだけでツナコツラーメンが売り!
http://www.raumen.co.jp/shop/yuji-ramen.html


うん。無垢ラーメンは、平麺と豚骨系だけど、
まろやかなスープに絡みオシャレに美味しい。お勧め!
YUJIラーメンは、面白い味だけど、少し物足りないかな。

そして、ミニラーメンにしなかった事を後悔。。。

。。。と、定番ラーメンとは異なるタイプのラーメンを堪能しつつ、
周囲を見回して気づいたのは外国人観光客の多さ。

最近は、都内でも外国人観光客の方々が本当に多くて、
2020年オリンピックに向けたインバウンド誘致の効果を
ひしひしと感じます。

インバウンド誘致は、いい事だと思いますけど、
街を歩いていて聞こえる言葉の半分以上が外国語な時に、
自分が違和感を感じる事に「(観光客含めて)基本的には自国民だけ」
が今までの日本だったんだな―、と改めて感じます。

そして、世の中、光もあれば闇もある、
という事でインバウンド観光が増えるのは良いことだけではなく、
外国人観光客による弊害もニュースになってたしていります。

「訪日客は迷惑」京都を悩ます"観光公害"
http://president.jp/articles/-/22664

「マナーの悪い外国人観光客」を冷静に考える
https://toyokeizai.net/articles/-/186506

でも、マナーって文化とセットだったりするので、
「マナーが異なる」を、一概に「マナーが悪い」というのも
どうかと思ったり。

インバウンド観光後進国の日本としては、
(その昔、エコノミック・アニマルと言われた)
当時のマナーの悪い日本人を受け止めてきた
インバウンド観光の先駆者であるヨーロッパがどの様に
現地マナーを啓蒙を行っているかが興味ありますよね。

京都では、こんな事もやっているようです。

マナー啓発について@京都観光Navi
https://kanko.city.kyoto.lg.jp/feature/manner.php

こういう「どの様に文化/マナーを伝えるか」という点は、
「外国人と一緒に仕事をする時に、
 どの様に仕事の仕方を共有して、一緒に進めるか」
という点と近いな、と思ったりします。興味深い。

で、ある意味諦めると、
「場所は日本だけど、外国人が応対すれば良いのでは?」
という発想になり、最近の北海道のニセコでは、
日本の外国化が進んでいるようです。

もう日本人の出る幕なし?外国人だらけのニセコに見る日本の未来
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55346

ニセコ・・・雪質いいですものねー。昔は何度も行きました。

こちらも先日、昔、仕事をご一緒した日本人と会った所、
「今のオフィスは、部下は全員外国人だよ―。本当に優秀。
 いや、僕達も頑張らないとマズイね」との事。

誘致が盛んなインバウンド観光に比べると、
日本のオフィスの多国籍化は、まだまだ先だけど、
その先駆けは来ているなー、とラーメンを食べ終わりながら、
考えた夜でした。

。。。ちょっと歩くの辛いです。

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