こんにちは!
QAエンジニアの城本です。
何か新しい取り組みを始めるときに、どう進めてよいかわからない、
なんてことはありませんか?
今日は、そんなシチュエーションの助けになってくれるかもしれない本を紹介します。
「Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン」です。
この本は、
たまたま参加したソフトウェア品質のシンポジウムJaSST'17 Tokaiで、
たまたまじゃんけん大会に勝利して、
賞品としていただくという、ちょっと不思議な縁で、私の手元に来ました。
元々、シンポジウムの細谷泰夫さんの基調講演
「はじめの一歩、やってみよう現場改善」で紹介され、気になっていたので
じゃんけんに勝った時はすごく嬉しかったです。
内容は、何か新しい取り組みを組織に広める際に、
どのようなやり方で進めればよいかを、
48パターン別に分けて説明しています。
この本のおすすめポイントは、次の3つです。
①段階別にパターンが紹介されていて分かりやすい
新しいアイディアを紹介するには、
思いつく→序盤の活動→中盤の活動→抵抗勢力と付き合う
など、いくつかの段階を経ると思います。
その段階ごとに使えるアイディアが紹介されているので、
とるべき行動が分かりやすいです。
②新しい取り組みの持続や、抵抗勢力との付き合いも、きちんと言及されている
新しいことは、始めるのももちろん大変ですが、
抵抗勢力との付き合いを含めて、
活動を継続させるのが、実は一番大変ではないかと最近感じています。
(いくつ立ち消えになった取り組みがあったことか…)
なので、そこへの対策もきちんと書かれている点が非常に良いなと思いました。
③パターンが豊富なので、始めやすいものが見つかる
48個も紹介されているので、すぐに始めるのが難しいものもありますが、
ちょっとした工夫で始められるものもあります。
たとえば「何か食べながら」。
ミーティングの時に何かつまめるお菓子を用意すると、
話がはずんだり、特別感が出せる、というちょっとした仕掛けです。
というわけで、新しい取り組みをやってみる際には参考になると思います。
興味をもったらお手に取ってみてください。
それでは。