エンジニア系OVAM(組織価値経営部)のやまむら です。
梅雨の季節に入りましたが、晴れた日は、街歩きをしたり、
自宅のある新横浜から横浜まで散歩することもあります。
私の場合は、知らない場所を歩くときは、
Googleマップが手放せませんが、最近、道を尋ねられることが
何度かありました。
「すみません、○○院(お寺の名前)は、どっちでしょうか?」
そこは、私の自宅近くのお寺でした。
「ここをまっすぐ行って、右側に見えてきますよ」
そう私が伝えると、ありがとう、といって老夫婦は向かっていきました。
最低限のことは答えました。
ただ、後から思ったのは、もう一言付け加えるべきだったと。
「5分くらいで」とか「300メートル先に」とか、
だいたいの距離を、です。
恐らく老夫婦は、知らない街に来て、不安に思っており、
方角だけでなく、あとどのくらいなのか、が分かれば
より安心できたかもしれません。
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一方で、昨日は、こんな人に出会いました。
社員と外でランチを食べたあと、オフィスに戻る途中、
「横浜は、どっちの方向ですか?」
と50歳くらいの元気な男性に声をかけられました。
新横浜の駅はそこですよ、と答える前に、男性は、
「今日は天気がいいので、横浜まで歩いてみようと思って。
だから、方角だけでいいから教えて」
と付け加えました。
新横浜から横浜までは、4~5kmなので、
歩けない距離ではありません。
一緒にいた よこやまさんが、スマホでGoogleマップを開いて、
迷いながら(?)入念に方角を伝えてくれました。
この男性が、無事横浜までたどり着けたかは、分かりません。
ただ、道案内で、
距離以上に、方角が大事なケースがあるのですね。
それでは。