今日は、昨日行ってきたInterop Tokyo 2018のことについて書いてみます。
このInteropというのは、ネットワークコンピューティングに特化したイベントで、ネットワーク機器やそれに付随するサービスなどの製造販売を行っているメーカーが、製品の宣伝や売り込みをしているイベントだったりします。
会場の雰囲気はこんな感じです。
![]() |
Interop会場 |
![]() |
ShowNet |
このShowNetは、Interopに参加している企業のネットワーク製品を使って、展示会場内のネットワークを構築したものだったりします。
ただ普通にネットワークを作るだけだと、面白みがないし、メーカーとしてもアピールにならないので、ShowNetでは次世代ネットワークを見据えた実験的な取り組みも行われています。
なので、実際に次世代ネットワークで実現されたShowNetを見に来るだけでも価値があったりします :-)
![]() |
ShowNetを構成するネットワーク機器 |
![]() |
オペレーションセンター |
数年前までは、プライベートクラウドを構築するためのSDNといった分野の製品が多かったのですが、ここ最近はJuniperのContrailを筆頭に、AWSといったパブリッククラウドとプライベートクラウドのネットワークをシームレスに繋ぐための仮想ネットワークコントローラや、SD-WAN用のエッジルーター製品が数多く展示されていました。
ここ1、2年ではIoT向けの通信デバイスの展示も増えてきています。
![]() |
IoT向け通信機器 |
あとInteropでは、ネットワーク機器などの開発に携わっている人たちと、企業ブースで直接話ができるのも魅力だったりします。
今回も実際に、JuniperのContrailに関わっているエンジニアの人と話をしたり、ホワイトボックススイッチのハードを作っているメーカーの人と、課題や可能性について話すことができて、書籍やWebからだけでは見えてこないことも知ることができました :-)
そんなわけで、機会があればInteropに行ってみることをお勧めします :-)
それでは