2018年8月30日木曜日

リモートワークとプロアクティブストリーミング

住みやすい都市世界第3位でリモートワークしている阪本です。

リモートの仕事で特に気を付けていることがあります。

質問や仕事を依頼したい相手が同じオフィス内で働いていれば、直接聞きに行くことができますが、リモートワークの場合、そうはいきません。

電話することもできますが、電話に出られなかったり、相手のタスクを強制中断させることになったりするため、急ぎの用や理由がない限り、非効率です。
(もちろん、場面によっては電話やTV会議が最適なこともあります。)
電話は、システムでの「同期処理」に当たります。

普段は、電話ではなく、主に社内SNS等でやりとりします。このやりとりは、相手の都合のよいときに返答をしてもらうことになるため、相手のタスクを強制中断させることはありません。その代わり、返答はすぐには来ません。やりとりの最中に返答があるまでずっと待っているわけにはいかないため、他のタスクを行うことになります。
いわゆる「非同期処理」です。タスクのストリーム処理と捉えることもできます。

仕事を行う上で非効率になるのは、「待ち状態」になること。
そのため、手元のタスクを枯渇させないことが重要です。
非同期になるタスクについては、できる限り早く回すことが必要です。
依頼を早くする、プロアクティブなストリーム処理ですね。


このサイクルが回っている間はよいですが、タスクが処理しきれなくなると、リアクティブなストリーム処理になります。


システムでのリアクティブストリーミングは、リソースを最大限に使用して大量データの処理ができますが、人間だと精神的に辛くなるのでBack pressureはより重要になってきます。ただ、往々にしてBack pressureは効かない状況の方が多いと思われますので、こうならないようにコントロールすることが重要です😅


リモートワークでなくても、最近は非同期型の仕事の仕方が増えてきています。
効率よく働けるように、タイミングよくタスクを回していくことが重要ですね。

人気の投稿