美麺遺産 番外編 ~うずら家~
こんにちは、万知です。
番外編をお送りします。
私は7/8~7/13まで、リフレッシュ休暇を取得させていただきました。
一週間も休めて、いろいろな所に行き、本当にリフレッシュできました。
今回はその時に訪れた長野は戸隠のお店をご紹介します。
私はラーメン大好きですが、実はお蕎麦にも少しうるさかったりします。
風味や食感や色、のど越しの良さ、蕎麦湯など。
かなりの好みがあるのです。
そんな私を満足させてくれた今回のお店。
蕎麦処 うずら家
長野県戸隠、戸隠神社前のそば処。
前回長野に訪れたときは混んでて入れなかったのですが、
リ休中で平日ということもあって10分ほどの待ちで入店することができました。
お店の入り口にはカゴに木の番号札が沢山入っていて、
繁忙期の待ち時間を容易に想像できました。
本当にリ休バンザイ。
うずら家さんは蕎麦粉に非常にこだわりがあり、
特定の地元生産者さんから仕入れた地粉を、
新蕎麦が熟成し、最も美味しくなる真冬の厳寒期に石臼製粉し、
マイナス20度の冷凍庫で保存しているそう。
そのつど解凍したての蕎麦粉を、熟練の職人さんが手作業にて丁寧に打ち上げてくれます。
実際、私たちが入店した後、
「今出したお客さんので切れてしまいましたので、打ち上げるまでお待ちください」と言われました。
お店の入り口のところで、職人さんがお蕎麦を打っているのを見ることができます。
見ているだけでお腹が鳴ってきます。
なかなか出てこない。
でも打っているのだから仕方ないと、
他の食べてるお客さんを見ながら待つこと35分。
そうして出てきたお蕎麦は、非常に美しく美味しかったです。
見た目は淡い黄緑がかっていて瑞々しい。
戸隠独特の「ぼっち盛り」がさらに美しさに拍車をかけている。
コシが強く、口に入れた瞬間に蕎麦粉の香りと甘みが広がります。
ツルっとしていて、のど越しが非常に良かった。
ドリンクかと錯覚します。
鰹出汁の濃いそばつゆは、ただ濃いだけでなく、
鰹の旨味が濃厚な出汁の風味豊かなつゆでした。
自分ですりおろしたわさびを、香りが飛ばないようそばつゆには入れず、
お蕎麦につけていただきました。
とにかく美味しくて、大盛も一瞬で食べてしまいました。
最後の蕎麦湯がこれまた濃厚で。
トロっとしていて、蕎麦粉の旨味が濃縮されてました。
もう蕎麦湯だけでずっと飲めそう。いや飲める。
最後に、お店の前には、生、半生、乾麺、のお土産が売っています。
おうちでもうずら家さんの味を楽しむことができます。
お土産にも良いですね。
次回長野に行く際も、また必ず食べると心に誓いました。
今回は番外編でお蕎麦でしたが、
皆様もぜひ、長野に訪れた際はご賞味ください。