趣味が数学のエンジニア、ツカノです。
ここ数年、データ分析や機械学習といった比較的数学要素が強いプロジェクトが増えてきているため、とても嬉しい状況です。
私は、ITに数学を応用すること興味があり、数学を現実世界にどんどん適用していきたいと、日頃考えています。
最近ではこういう本を読んでいます。
「Seven Sketches in Compositionality: An Invitation to Applied Category Theory」
著: Brendan Fong David I. Spivak
https://arxiv.org/abs/1803.05316
この本では、数学をデータベースに応用する話が出てきて、例としてビートルズのメンバと楽器の対応が紹介されています。柔らかめの本ですね。
数学は人類最古の学問のひとつであるため、これまでの蓄積が大きく、とても巨大なものになっています。
そのため、1回の人生では学びきれない、大量の理論があります。
生涯楽しめる趣味ですね^^
そして、数学は今でもどんどん発展しています。
例えば、来世が存在して、学んだ数学の知識を引き継げたとしても、自分が学ぶ速度より数学の発展速度の方が速いため、来世でも数学を学びきれないでしょう。
現世でも学びきれず、来世でも学びきれず、来々世でも学びきれず、、、
数学的帰納法により、いつまでたっても学びきれないですね~
こんな考え方をしてしまう数学徒は、世間とズレている事がしばしばあります。
数日前、こんな会話がありました。
妻「数学専攻の学生がアルバイトに来てるんだけど、シフト表のこの文言はどういう意味だとか、細かいんだよね~」
私「その文言って、表記揺れしてない?」
妻「そうなのよ。先月のシフト表と言葉がちょっと変わっただけなのに。それくらい察して欲しいのよね」
私「いや、それは無理。。。」
定義を大切にする数学の世界に住んでいると、文言が違うと、違う意味があるのか確認したくなるんですよね。
数学を現実世界に適用する場合は、危険なケースもありますのでご注意ください!