みなさん、こんにちは!
こう見えても新人・・・いや、いつの間にか2年目になっていました、浜村です。
最近見た衝撃的なニュースは、
やはり「イチロー、マリナーズの特別補佐に就任」
ということで、イチローのことを書きたい気持ちは山々なんですが、
前回と被ってしまうので、今日は別ネタにします!
(私のイチロー好きを綴ったブログはこちら→https://acroquest.blogspot.jp/2018/03/blog-post_91.html)
さて、このGWを使って、
私は実家に帰りました。
せっかくなので、ということで、
今は施設にいる祖母に会いに行きました。
祖母は、数年前から認知症が進み、
私が会いに行ったところで、私を認識しないのですが、
それでも、「ありがとうね〜、お呼びして申し訳ないね、ごめんなさいね」
と言いながら、涙ぐむのは毎回のこと。
今回は、その祖母と一緒にお墓参りに行ってきました。
久しぶりの外出だったのか、
祖父の眠るお墓に行くのが楽しみだったのか、
行く道中、とても元気だった祖母を見て、私も嬉しくなりました。
お墓のある場所の周りには、
大きな公園があり、BBQをやっている家族づれがたくさんいました。
その中を母と一緒に祖母を抱えながら、お墓までゆっくり歩きました。
もちろん、祖母はお墓の場所なんて覚えていません。
母が、お墓の掃除をしている間、
祖母は近くの階段に腰を下ろし、
お墓に向かって何かボソボソ言っていました。
「お父さん、会いに来たよ。今日はね、(母の名前)と息子のボクちゃん(←私のこと)が連れて来てくれたんだよ、南無妙法蓮華経・・・」
掃除が終わり、
お墓の近くへ歩み寄る祖母。
お墓に手をつき、いきなり大きな声で力強くお経を読み始めます。
2〜3分だったでしょうか、祖母はお経を読み続けました。
聞こえるのは、祖母の大きなお経と、風の音、遠くから聞ける家族づれの楽しそうな声。
全部を読み終えて、
祖母が一言、
「ありがとうございました」
と、お墓の前で頭をゆっくり深々と下げました。
私も同時に手を合わせて頭を下げました。
認知症の人の中には、
自分が過去に他人にされた悪い記憶は、
細かな内容は覚えていなくても、感情として残る人がいるようです。
その人は、最愛の家族にさえも暴力を振るってしまうとのこと。
しかし、祖母を見ていると、
悪い感情どころか、先祖や周りの人への感謝や愛を感じるのです。
祖母は今年86歳。
私よりも60歳も年上。
改めて祖母の偉大さに気づいた休みになりました。
さあ、今日から仕事再開!頑張るぞ〜〜!