こんにちは。悩む男、中野です。
最近、「きょういく」というものに悩んでいます。
なんやかんやで部下や後輩を持つ立場となっているわけですが、
部下・後輩に対する「きょういく」が相手にとってどうなのか?
教育?恐育?共育?今日行く?
そんな私を照らしてくれる1冊の本を紹介します。
『論語』
孔子とその弟子たちの言葉を集めた名言集ですね。
その一節にこのようなものがあります。
『之を知る者は、之を好む者に如かず。
之を好む者は、之を楽しむ者にに如かず。』
やらなきゃいけないからやる勉強よりも、
勉強する分野に興味を持った方が良い。
それ以上にそれを楽しめれば、もはや勉強ではない。
ソフトウェアという業界に飛び込んだ私は、
JavaやLinuxと言った技術勉強をしました。
が、どうしても好きになれず悩んだ時期もありました。
ぶっちゃけて言えば、私にとって技術勉強は苦痛でした。
そんな私も、システムの適用先や顧客の業務を調べることは
楽しんでやることが出来ました。
顧客の業務やシステムの目的を理解することで、
システムの機能に関してあるべき設計やアーキテクチャを
考えることが出来るようになりました。
人によって土台も違えば、能力も興味も異なります。
部下・後輩の特性・適性を見ながら、
彼らが楽しめるようにサポートするのが必要なんだと思います。
一方的に教える「教育」でなく、
強制的にやらせる「恐育」でもなく、
飲み二ケーションですべてを解決する「今日行く?」だけでもなく、
共に話し進んでいく「共育」が必要なんだと思います。
などと書いてますが、私もそんなに上手く出来ていません。
部下・後輩への指導がちゃんとできたのか、反省する日々です。
『吾日に吾が身を三省す』
というやつです。
2,500以上前の人から学ぶとは
『故きを温ねて新しきを知れば、以て師と為るべし』
というやつです。
。。。
しつこい男は嫌われるらしいのでこの辺で。
それでは。