毎年5/31は世界禁煙デーですね。
そのせいか、最近ニュースで禁煙関係の話題を目にすることが増えました。先日テレビを見ていたら大分大学が基本的に喫煙者を採用しないと発表したそうですね。
長崎大学も喫煙者は採用しないことにしたそうです。
大学だけでなく、企業にもこの動きは広まっているそうですね。
では、アクロクエストはというと、2000年ころにはすでに全社禁煙・喫煙者不採用となっていました。
※現在喫煙者の学生も内定期間中にタバコをやめれば採用します。
当社には、毎月新人から社長まで全社員が集まって会議があり、これをMAと呼んでいるのですが、全社禁煙のルールはこのMAで決まったものでした。
当時のアクロクエストには、喫煙者も相当数いたため、禁煙ルールを話し合ったMAはかなりもめたそうです。ただ、全員が納得するまで話し合い、最終的に全社禁煙が決まりました。
決まったのはよかったのですが、実はこの時、社長もヘビースモーカーでした😱
しかし社長は「全社員が納得して決めたことだから」と率先して禁煙し、タバコをやめてしまいました。
アクロクエストは簡単に合意形成できないような問題も最終的には全社員が納得するまで粘り強く話し合って結論を出します。また、その決定事項は社長も率先して実践します。
この文化は、当社に視察に来られる中小企業の経営者の方も驚かれるところです。
さて、この禁煙ルールは、当時も「就職差別だ」という指摘や「そんなことしたら学生がこなくなるよ」という心配の声もいただきました。
しかし、今では健康経営優良法人に選んでいただいたり、講演の依頼や、雑誌の取材が頻繁にあるなど、取り組みが評価されています。みんなで決めた会社の方針が今は社会に認められていることがうれしいですね。
禁煙に取り組まれている企業や団体のみなさんにも、ぜひがんばっていただきたいです。
それでは。