今回はラーメンではありません...
美麺遺産ではなく、
8/9,10,で行ってきた富士登山についてお話しします。
アクロ登山部(?)始動!
のブログにありますが、
実は富士登山をしたいと言い出したのは私です。
日本人なら1度は登りたいあの頂。
チャレンジしたかったのです。
というわけで有志を募り、社員8名で行ってきました。
五合目は、たくさんの観光客で賑わっていて、
登山をしに来たわけではなく、ただ富士山に来たかった、という方も大勢いました。
中国韓国の方が非常に多かったです。
途中まで馬車で登山も可能なようで、お馬さんが待機してました。
それでは登山スタート。
この前登った塔ノ岳と比べると、
階段もほとんど無く、かなり楽な印象。
五合目~七合目までは比較的緩やかな砂利道が続きます。
靴の中に結構砂利が入ってしまうので、
足首まである登山靴が良いなと感じました。
七合目付近は岩場が多くなり、
足場は不安定なゾーンに入っていきました。
でも富士登山をしてる人が多くいるため、
ずらーっと渋滞しながら登山しているので、
登るスピードは非常にゆっくりで、
危険な感じは一切しなかったです。
山小屋が多数点在していて、到着するたびに下を見て、
「あぁ、こんな登ってきたんだ」と思います。
山小屋では水や食べ物が売っていますが、
そこはまぁ山価格ですね。
自分でしっかり持って行った方が賢明です。
泊まる山小屋は8.5合目より上。
登ってる間に真っ暗に。
遠くに見える街がキラキラして奇麗でした。
そして山小屋へ到着したのが20時過ぎ。
標高は3200mを超えてます。
カレーが出てきたのですが、これがまぁ不味かったです。
カレーを不味く作る方が難しいと思うんですが…
あんなに疲れてるのに美味しく感じないって逆にすごいなと...
そして21時に消灯なので横になるのですが、
寝袋の端と端重なってる…
女性はまだしも男性の肩幅だと完全にオーバー…
これは詰め込みすぎでしょ、と思いつつも頑張って就寝。
そして事件は起きた。
1時間半ほどして目が覚めた。
猛烈な頭痛!!
横を見ると2名ほど社員がいない!
外へ出てみると、1人が完全に高山病でダウン。
それに付き添ってくれている大学時代登山部だった社員。
私も頭痛がすると報告し、外の空気を一緒に吸う。
結局、私含め他2名は頂上まで行けず断念。
非常に残念な結果になりました。
原因は、山小屋に着いてすぐ寝たこと、だそう。
山小屋の中は酸素がより薄く、
到着して1時間は起きていて体を慣らさないといけなかったそう。
到着してカレー食べて25分くらいで寝たので、
それがいけなかったのですね。
体力的には元気なだけに本当に悔しかったです。
その他の5名は登頂成功。
ご来光は登頂で見るのは間に合わなかったそうですが、
途中の登山道から見たそう。
私ともう1人は、宿泊した山小屋からご来光を見れました。
神々しいけど優しい光、下に広がる雲、
まるで新しい世界に来たようでした。
その後は、登頂した5名と合流し、下山。
帰りの道にはトイレが少なく、行きたくなると大変でした。
登頂したメンバの中にも高山病発症した者が3名。
ゆっくり下山しました。
登山部だった社員が体調悪い人の荷物を持ったり、
下山スピードを調節したりと、とても活躍してくれました。
その社員がいなければ5名も登頂成功はなかったと思います。
そしてなんとか五合目に帰ってきました。
救急車がとまっていますが、うちの社員ではありません。
でもこちらも高山病の方が運ばれて行き、山の怖さを感じました。
私は下山し始めてからすぐ体調がよくなり、すごく元気でした。
そして、五合目にもラーメンが。
でも美麺遺産には到底載せられません(笑)
そしてまた五合目からはバスで降り、
富士急の横にある温泉へ。
体を動かした後の温泉って本当に最高ですね。
すっと砂利道なので体が砂埃まみれだったのでとてもすっきりしました。
そしてリフレッシュ後の空腹を埋めるため、
とんかつ屋さんに。
やっぱり運動したら食べないとですよね。
そして解散。
残念な結果になりましたが、
今回の経験をふまえ、
またリベンジして、次回は必ず登頂します。