2019年11月7日木曜日

一隅を照らす

こんにちは。中野です。

週末法事で帰省していました。
帰省と言っても実家には帰らず関西方面に戻っただけですが。

中野家先祖の永代供養法要のため、比叡山延暦寺を訪れました。

比叡山は標高が800mを超え、宿坊もそれなりに高い所にありました。
朝晩はひぇました。。。

午後比叡山に到着し、琵琶湖を見下ろしつつ梵字ラテで一服。

「午」らしい。午年だけに。

翌朝6時半から根本中堂で朝のお勤めに参加してきました。

根本中堂は延暦寺の中心で、本尊が安置されている場所です。
今は10年に一度の大規模改修で工事中のため趣半減でしたが、
それでも境内は他の寺院とは異なる独特の雰囲気がありました。
撮影禁止なので、気になる方はぜひ比叡山にお越しください。

お勤め(読経)のあと、お坊さんの説教がありました。
そこでアイスブレーク的に言われたのが冒頭のオヤジギャグ
「比叡山の朝は、ひぇますねぇ」でした。。。

説教の中で話されたのが、「一隅を照らす」でした。
延暦寺(天台宗)では、一隅を照らす運動をしていて、
その意味を話してくれました。

一隅とは、今私やあなたがいるその場所を表します。
照らすとは、ベストを尽くす、ということです。
今いるその場所でベストを尽くす、それを自分もし、隣の人もする。
それを拡げていくことで、周りや、最終的には地球全体を照らす光になる。


その後の法要や比叡山の各所巡り(坊さんの案内説明付き)など
得難い経験をしましたが、それはまた別の機会にでも。

それでは。

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